Deep in Japanが日本+YOUの小田桐ティムに新著についてインタビュー
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パートナーシップの構築
日本は、その優れた文化、技術面での革新性、自然の美しさにおいて、世界中から尊敬を集めていますが、近年は、1990年代前半のバブル崩壊による経済の混乱や、2011年の東日本大震災、津波、原発事故などの問題により、その勢いを削ぐような苦難に直面しています。また、出生率が低くなっていくことに対して、平均年齢は高くなるという人口の逆方向推移が発生し、世界情勢に於いても、中国、ロシア、北朝鮮といった近隣諸国は、日本を含む世界のリーダーたちを深く憂慮させる事態を引き起こしています。
こうした難題にもかかわらず、日本の一番の資源は、人々の活力と創意工夫であり、そして、この「人々」とは、もはや日本国民だけに留まりません。かつては珍しかった外国人住民も、今では人口の2%以上を占めるまでになっています。このような人口変動により、日本には、国民と一緒に困難な問題を解決するための、新たな人的資源が加勢しました。
ほとんどの外国籍の人々は、新しい故郷〜日本〜をサポートすることに意欲的です。しかしその一方で、彼らの十分な社会参加を阻む障壁が存在することも事実です。過度の負担を強いる規制や法律、住宅や雇用における暗黙の差別など、彼らは様々な問題に直面しており、その現状は大多数の日本人には知られていません。また、多くの新居住者は文化的、言語的適応にも限界があり、そのような問題に対する十分なサポートが社会や政府から得られないことも少なくありません。
日本プラス・ユーは、このような障害を克服し、外国人と日本人の相互利益のために、あらゆる住民の社会活動参加を促すことを目的としています。
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